お客様と一対一で向き合う。
お客様がサロンに入ってくると、歩き方や座り方、話し方を自然と見てしまう。
その人の雰囲気を感じ取り、輪郭や髪の生え方を見て似合う髪型を提案する。
美容師になって４０数年。
当時の有名美容室で働き、大阪の心斎橋や北区のサロン立ち上げもいくつか行った。
フリーでテレビや雑誌の仕事にもかかわった。
大きな刺激は…ニューヨーク。
世界で自分を試したいと思いアメリカのニューヨークへも行った。
技術には自信があった。ニューヨークでもやれると思った。
ただ、一部のトップスタイリストの仕事やセンスには驚きがあった。
２～３分でカットを仕上げる人、前髪に１時間近くかける人。
仕事は様々だけと、仕上がりはカッコ良かった。
お客様が望むものを見抜く力が並外れていた。
そんなニューヨークでの中、一番身についたのは洞察力。
この経験は大きいと思った。
様々な経験を甲東園で…。
帰国後、西宮市甲東園に店を構えた。
ニューヨークでの経験を活かしたかったから。
そんな想い入れの強いニューヨークへは、
帰国後も、仕事を含めかなりの回数を行き来した。
甲東園でサロンを出して３０年以上が過ぎる。
「美容室リッチ」、「Hair NewYork 16」、そして現在の「Rich hair」。
一時は十数人のスタッフと共に仕事をしていた。
教えた事、教えられた事、学ぶ事は多かった。
一対一でお客様と向き合うという仕事の原点に戻りたい
一対一でお客様と向き合うという仕事の原点に戻りたいと思い、
現在の場所にサロンを移した。
ありがたい事に、１０年２０年と長年支持してくださるお客様が多い。
オープン前からの方、オープン当時からの方、遠方の方も多数。
もちろん、新しいお客様との出会いもたくさんある。
想いは、一生現役。一生美容師。
飽きのこない、流行にとらわれ過ぎない、お客様一人ひとりをイメージしたヘアスタイル。
“いくつになってもキレイでいたい”“自分らしさを大事にしたい”
…今も自信のあるカットで、そんな想いに応えたい。
品良く美しく個性を引き出す。